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遺産の中で不動産が占める割合は約50％にも及び、専門家に相続手続きを依頼する方の大半は不動産についての手続きが必要になります。

相続した不動産の名義変更（相続登記）を業務として取り扱うことができるのは司法書士のみです（正確には弁護士も可能ですが、中心業務として取り扱っているところはほとんどありません）。また、司法書士は相続登記以外にも、任意財産管理人としてほとんどの相続手続きに関与することが可能です。

他の専門家に相談しても、相続登記だけは『司法書士に頼んでください』と言われる事がほとんどのため、相続税の申告の必要がない方や遺産をめぐって争いがない方にとっては二度手間と言えるでしょう。

また不動産手続きを日常的に業務として取り扱っているため、相続した不動産の売却を検討している方には、売却に必要な手続きや税金、相続不動産に強い不動産会社などについてアドバイス・ご案内することも可能です。もちろん紹介料等はいただきません。

相続で裁判所というと、遺産分割をめぐってこじれているケースを想像するかもしれませんが、実はそれ以外にも相続手続きを進める中で家庭裁判所での手続きが必要になることは多いです。

例えば、遺言書の検認手続き、相続放棄、限定承認、遺言執行者の選任、後見人の選任、特別代理人の選任、不在者財産管理人の選任などです。

司法書士は業務として裁判所に提出する書類の作成代行を行えるので、これらの手続きの内容や必要性の有無について適切なアドバイスが可能です。

相続手続きは時に様々な事情が複雑に絡み合うこともあるため、手続きの全体像を把握することが重要です。司法書士と弁護士以外は、これらの手続きに必要な書類作成はもちろん、作成についての相談も行うことができないので、スムーズに進めるためには、手続き全般についてアドバイス可能な専門家に相談すべきでしょう。

実はこれが一番大きな理由かもしれません。

弁護士は裁判所に提出する書類作成だけでなく手続きそのものの代理も可能です。とすると弁護士に相談した方がいいような気もしますが、遺産分割調停・審判を除く家庭裁判所での手続きの多くは、手続きの必要性の有無の判断や、必要書類の準備の方が重要であり、司法書士への相談で解決することがほとんどです。

一方報酬の面では、弁護士に依頼する方が司法書士に依頼するより高くなることが多く、相談だけでも相談料が必要な所も多いです。

弁護士の業務は訴訟という非定型的なものが中心なので仕方がないのですが、多くの方は弁護士の関与が必要なほど遺産をめぐって大きな争いがあるわけではないので、まずは司法書士による無料相談を利用されてみてはいかがでしょうか。

司法書士の中でも、相続については相続登記しか取り扱っていないという事務所はあります。また、自らの専門外のことについては全く対応してくれない事務所もあります。

しかしそれではお客様の悩みや疑問をすべて解消するには、わざわざ自分で個別に専門家を探す必要があります。これは大変な手間です。

一方、当事務所は相続専門の事務所なので、相続についてなら何でもご相談いただけます。ご相談をうかがう中で、他の専門家の関与が必要だと思われる場合は、信頼できる専門家をご案内します。当事務所で手続中の場合は他の専門家と連携して対応します。

相続の専門家がチームを組んだワンストップサービスをご提供可能なため、お客様の方でこの相談はどの専門家にすればいいかを気にする必要はありません。相続に関するお悩みを『まるごとおまかせ』することができるので安心です。

無料相談の結果、ご依頼をご希望の場合は必ず事前に見積もりをご提示します。

相続関係業務は、相続の状況によって業務量や難易度が異なるため、事務所によっては、事前見積もりの金額の幅が大きかったり、追加報酬の規準がかなり曖昧だったりすることもあるようです。

しかしご依頼前に費用がどれくらいになるかわからなければ、不安になることは当然です。

そこで当事務所では、できるだけご依頼前に費用の総額がわかるように、ご依頼内容ごとに最適なパッケージプランをご用意しました。追加業務が発生した場合も、自動的に最も費用が安くなるプランが適用されるため、思いもよらない高額な報酬を請求される心配はありません。

もちろん依頼されるかどうかはお客様に決めて頂きます。必ずしも当事務所に依頼する必要はありません。

どんなに詳しい専門家でも、難しい顔をして専門用語ばかりのわかりにくい説明をするようでは、何も説明できていないのと同じです。

当事務所では、お客様の不安な気持ちを解消するために、わかりやすい説明と親切丁寧な対応を心がけています。

偉そうな態度の『センセイ』が出てくることはないので、『こんな初歩的なこと聞いたら恥ずかしいんじゃないか』などと心配する必要はありません。ご質問には時間をかけてわかりやすくお答えします。

相談後には心から『相談してよかった』と思っていただきたいので、安心してどんなことでもお話しください。